4月になると新作ゆかたも出揃ってきて、ゆかたといえば「絞り」にも要注目ですよね。絞りといえば
京都の京鹿の子絞りと名古屋の有松絞りがありますが、『有松絞りのルーツは大分の豊後絞りと言われています。
また、博多絞りという産地もありました』そうで、九州にもゆかりの染め技法なのだそうです。その九州は福岡で
京鹿の子絞りの展示販売会が開催されます。40人の絞り職人が各々の技を尽くし、制作期間2年を経て完成させたという
「巨大絞り几帳 五山の送り火」も展示されるそうで、必見です!もちろん、入場無料ですよ〜。

第13回 京都絞りフェア in 福岡

今年もアクロス福岡にて絞りフェアを開催いたします。
早いもので今年で13回目となりました。皆様のご支援、ご理解に深く感謝いたします。

今年は日本において第11回 国際絞り会議が開催される年でもあります。
そこで今回は、日本を代表する絞り技法として、室町末期から安土桃山時代に大流行した
【辻が花】にスポットを当てた大作を展示いたします。
大河ドラマでも多く用いられる技法でもある、辻が花をふんだんに用いた
「巨大絞り几帳 五山の送り火」を通じて、日本の高度な絞り技術を感じていただければと思います。
入場は無料です、ぜひ皆様お誘いの上、お出かけください。

京都絞りフェア実行委員会

会 期:2018年4月4日(水)〜7日(土)
イベント10:00〜18:30(初日は12:00〜、最終日は〜16:00)

会 場:アクロス福岡 円形ホール → アクセス

公 式:京都絞り工芸館 公式サイト

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【辻が花】とは、絞り染めした生地に、さらに墨で模様を描いたり、刺繍や刷り箔などを加えたもので、主に公家文化の中で流行しました。この【辻が花】を用い、京都の夏の伝統行事である五山の送り火を染め上げた巨大な几帳を展示します。(画像は作品の一部です)