初冬、冷えゆく空気を燃やすように赤く染まる夕日の空、湖面の輝き・・・宍道湖畔に建つ島根県立美術館は、
「日本の夕陽百選」にも選ばれた眺めが楽しめる美術館。館内では「第65回 日本伝統工芸展」が開催されます!
染織・陶芸・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の伝統工芸、人の手が作り出す美も、自然の美も堪能できそう。
昼間の陽光もよし、夕日を狙って行くもよし・・・以下、島根県立美術館の公式サイトより転載させていただきます。
第65回日本伝統工芸展(平成30年)
日本伝統工芸展は工芸界最大規模の公募展で、優れた工芸技術の保護育成を目的に昭和29年以来毎年開催されてきました。
陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門から、厳正な審査を通過した作品が全国11会場で展覧されます。
松江展では、入選作全625点の中から重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品48点をはじめ、受賞作16点、地元山陰在住作家の入選作11点を含む280点を展示いたします。
全国で活躍する現代の工芸家たちの最新作が一堂にご覧いただける機会です。唯一の美を求めて生み出された珠玉の工芸作品をぜひご覧ください。
会 期:2018年12月5日(水)~ 12月25日(火)
イベント10:00〜18:30(入場は〜18:00)会期中無休
会 場:島根県立美術館
入場料:一般600円(前売480円)、大学生400円(前売320円)
公 式:島根県立美術館 公式サイト / 日本工芸会 公式サイト
記念講演会 『小石原に生きる存在証明』
日 時:12月9日(日)13:30 ~(13:00開場/約1時間) 聴講無料・当日先着順
会 場:美術館ホール(190席)
講 師:福島 善三[ 重要無形文化財「小石原焼」保持者(人間国宝)]
17世紀末から続く小石原焼窯元・ちがいわ窯を営む。祖父と父に師事し技法を習得。日本伝統工芸展では、平成15年日本工芸会総裁賞、同25年に高松宮記念賞受賞。古くから用いられてきた小石原の陶土や釉薬を研究し、その特質を活かした現代的な表現に取り組む。平成29年重要無形文化財「小石原焼」保持者認定。
ギャラリートーク
出品作家による各部門の展示作品解説を行います。
時 間:各日14:00~※ただし、17日は記念講演会(13:30から約1時間)終了後に行います。
会 場:企画展示室
日時・講師
8日 (土) 【諸工芸】 白幡 明(本展第一次鑑査委員)
9日 (日) 【陶 芸】 福島 善三(人間国宝、本展第一次鑑査委員)
15日(土) 【人 形】 青江 桂子(本展第一次鑑査委員)
16日(日) 【木竹工】 川口 清三(本展第一次鑑査委員)
22日(土) 【漆 芸】 高橋 香葉(日本工芸会正会員)〈松江市〉