ステイ・ホーム中にタンス整理した方も多かったのでは!? うっかり、おしゃれ心まで断捨離しちゃって、ませんよね!?
着るモノ着るコトにワクワクできるって、しあわせ。それはいつの時代も変わらないようです。
ときめきたい女心と、ときめかせたい職人魂が、響きあい循環するなかで、新しい美が創り出されてきたのでしょう。
1500年という時間をたどって、日本の女性の服装を再現する展覧会が、東京で開催されます。
京都染織文化協会の公式サイト「染織祭衣装」には、衣装の写真や技などが掲載されていますので、行けない方も必見!


公益社団法人 京都染織文化協会創立80周年記念
再現 女性の服装1500年 -京都の染織技術の粋-
平安遷都以降、貴族や武家、そして裕福な町人の華やかで贅沢な衣生活を支えたのが、都の職人たちでした。応仁の乱で京が一時灰燼に帰すことがあっても、職人たちはこうした苦難を乗り越え、新たな染織技術を次々に生み出して現代に至っています。しかしその間、京都の染織が一時期低迷することもありました。
昭和6年(1931年)、京都の染織業の振興を図るために行われたのが京都染織祭でした。
本展覧会では、当時の京都の染織技術を結集して復元された、古墳時代から明治時代に至る女性の衣服を展示して日本の女性の服装の1500年をたどるとともに、当館所蔵の江戸時代後期から昭和時代初期の優品を通して京都の染織技術の真髄を感じていただきたいと思います。
会 期:2021年7月15日(木)〜 9月28日(火)
10:00~16:30、日・祝・夏期(8.7〜17)休館、7.18は開館
会 場:文化学園服飾博物館(東京・新宿)
入館料:一般500円、大高生300円、中小生200円
公 式:文化学園服飾博物館 公式サイト
関連イベント
【講演会】オンライン開催(ZOOM)。予約不要、先着300名
日時:7月31日(土) 13:30~17:00(受付は13:00より開始)
■ 京都染織祭の歴史―なぜ女性時代風俗衣装は制作されたのか
講師:龍谷大学 非常勤講師 北野 裕子氏
■ 身分表現としての、服装と染織技術の選択 -近世以前の日本の服飾文化-
講師:共立女子大学 教授 長崎 巌氏
【実演・ワークショップ】事前予約制
職人による伝統染織技法の実演・ワークショップ
*関連イベントの詳細・参加方法などは、展覧会特設ホームページにて、お知らせします。→ こちら