最近、漫画って見たことあります? 若い女子には山崎零さんの描く『恋せよキモノ乙女』が人気だそうですが。
今年の「京都誂友禅染競技会 作品展」、テーマに「恋する京きものかたり」との文言が! ほほ〜ぉ、恋
たしかに、きものデートって(いくつになっても)トキメクし、きものは恋のパワー衣装。で、どんなきものを着て行く?
色も柄もヨリドリミドリ、私好みに染めた私だけのきものと出会える予感・・・といえば「京都誂友禅染競技会 作品展」!
同じ図案から創造される様々な美の世界を、一目瞭然で魅せてくれます 入場無料!
第93回 誂友禅染競技会 作品展
友禅の技術の向上・発展と伝統の継承のために、巨匠から若手まで一堂に職人が技を競い合う染競技会。
公益社団法人日本図案家協会から公募し採用された18点のデザイン画が、友禅を継承する職人の手によって着物や帯となり命を吹き込まれました。
今回は、「恋する京きものかたり 〜京都そして世界遺産」というテーマで、デザイン画をもとに彫り出した型紙から生まれる無限の染色の創造を競い、一般に公開するものです。
どうぞ、ご高覧ください。入場は無料です。
会 期:2021年10月13日(水)・14日(木)
イベント13日13:00〜17:00、14日10:00〜17:00
会 場:みやこめっせB1F(日図デザイン博物館)
主 催:京都誂友禅工業協同組合 → 公式サイト
昨年(2020年)の開催風景
ペルシア ロゼット文様。同じ図案でも用い方と色彩で、和の粋にも洋の華にも異国情緒にも。これが誂え友禅の醍醐味!
図案はアフリカ民族文様。細い線でモダンに、柄を重ねて楽しい幾何学模様の帯に・・・変幻自在です。
カラカラ浴場のモザイク画が、きものに。大きな柄も、色づかいや用い方しだいで、いくつになっても♪
左は「古都京都の文化財」という図案。川と碁盤の目の京の町が、アートな雰囲気の帯に。