花嫁衣装、きものなら文金高島田か角隠し、またはウェディングドレス・・・というのは、いまも定番なんでしょうか?
コロナ禍で冠婚葬祭の在り方が激変、儀式への価値観も変わりつつある(ように思える)今だから。
人生の大きな慶事である婚礼、その喜びを包む衣装に込められた日本人の幸福を願う心に、里がえりしてみる再発見する。
そんな展覧会「寿ぎのきもの ジャパニーズ・ウェディング―日本の婚礼衣裳―」が、横浜そごう美術館で開催されます。
婚礼衣装は技と贅を尽くしたその時代の逸品きものでもあり、これから花嫁衣装を着るハズの方にも、予定ナシの方にも f26.gif

寿(ことほ)ぎのきもの ジャパニーズ・ウェディング―日本の婚礼衣裳―

婚礼は、人生において最も華やかな通過儀礼と言えるでしょう。
洋の東西を問わず、婚礼の儀式には祈りと喜びの感情が満ちあふれています。その心情を表現するために、花嫁を美しく彩る婚礼衣裳や、婚儀に用いられる様々な器物、そしてその場を演出するありとあらゆるものには、幸せを祈る色や形、模様が用いられました。
本展覧会はこうしたことが、美しくも洗練された形で行われていた江戸時代から近代初期にかけての女性の婚礼衣裳や婚礼のしつらえを調度品や資料と合わせて約160件(会期半ばで大幅に展示替えがあります)でご紹介します。

【第一部 江戸時代のウェディング】
第1章 武家の婚礼
第2章 町人の婚礼

【第二部 近代のウェディング】
第3章 伝統の継承
第4章 幸せを祈る心

会 期:2021年10月16日(土)〜11月14日(日)
イベント前期:10月29日(金)まで、後期:10月30日(土)から

会 場:そごう美術館(そごう横浜店 6階)

入館料:大人1,300円(前売1,100円)、大学・高校生1,100円(900円)
イベント★着物割引:当日着物をお召しの方は入館料が300円引き★

公 式:そごう美術館 公式案内

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主催:そごう美術館、朝日新聞社、神奈川新聞社、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
監修:長崎 巌(共立女子大学教授・共立女子大学博物館長)
協賛:株式会社そごう・西武
巡回:2022年、奈良、福井にも巡回予定