鹿児島&奄美&藤絹の大島「紬コレクションin京都」、オミクロンやら津波やら、京都は雪予報やらでヤキモキしましたが。
無事に開催され、行ってきました!
奄美だけor鹿児島だけor都喜ヱ門だけでのイベントさえ、めったにないというのに、合同で!一堂に!初の!超ミラクル!

会場は広々としたホールで、展示もスペースをゆったりとってあり、安心して見て歩けそう。
入り口から織元の方々の姿も見られました。

白大島をまとった本場大島紬クィーンに迎えられ、展示の新作の中から「あなたが着たい大島紬を3着お選びください」という投票用紙を受け取って、会場内へ。

ああ美しい、これは斬新、一見大島紬には見えない極小デザインが素敵、など1点ごとに盛り上がりつつ、
「着たい」と「似合う」と「こうありたい自分のイメージ」と・・・投票って、悩ましいですね。

展示販売の会場は畳敷き、こちらも天井は高く広々。ここに掛けてある置いてある反物、ぜ〜んぶ本場の大島紬です!
織元の方々でさえ「こんなにたくさん一度に見たことない」そうです。

入ってすぐは白大島のコーナー。華やかな柄、モダンな柄、龍郷や秋名バラの白大島も。感動の品数&バリエーション!
屋久杉の木箱が2つ、その中には15マルキと18マルキ、ほぼ「点」のような極小の絣で織られた白大島も!
これだけの絣を織れる匠は、おひとりだけだそうです。

色大島も、色柄いろいろ。藍染、草木染など自然の色も多彩。

そして、やはり大島紬といえば純泥染め。黒に近くなるまで何度も染められた泥黒ベースのものが多数。

伝統柄をアレンジした大胆な華文柄、龍郷柄、宇宙的な流線の抽象柄、豹やシマウマをイメージさせるアニマル柄も。

絵羽もの(織の付下げ、後染め柄の訪問着など)に夏物、男物のコーナーも充実!

会場では図案の加工実演や織り実演も見られ、作り手さんから直接説明を聞いたり質問したりもできました。

大島紬は、多くの工程、それぞれの工程ごとの職人さんによる手仕事の集積。ある織元さんの言葉が印象に残ります。
「日本には工芸品は数多ありますが、大島紬ほど手間と時間をかけて創られているものはないと思います」

きもの業界全般、反物の生産数は減少していますが、大島紬も例外ではありません。
でも、ある織元の方は「いま生き残っている織元や職人は、ほんとうに力のあるプロ。製品づくりも技も円熟の域に達していて、いま創られているのは最高峰の大島紬です」と自信を持っておっしゃっていました。
確かに・・・確かに、そうなのだろうと思える素晴らしい大島紬が揃っていました。

【大島紬について詳しく知りたい方へ】
本場大島紬(鹿児島県) → 本場大島紬織物協同組合 公式サイト
本場奄美大島紬(奄美大島) → (現在、公式サイトは工事中です)
藤絹織物(都喜ヱ門) → 都喜ヱ門 本場大島紬

【入門編】
買う側が知っておきたい大島紬の知識を、わかりやすくまとめました。 → 「よくわかる!大島紬」