きもの好き、と一言でいっても好みは様々。また無意識のうちに風土や景色に合うキモノを選ぶせいか、各地各様のよう。
京の雅、江戸の粋。では現代の東京に合う「東京人好み」って!?・・・その答えが、ここに集結!の「東京のきもの展」。
ふだんの街着に向く「東京染小紋」「江戸更紗」、私好み色を探せる「東京無地染」など、この秋の新作が一堂に。
東京都染色工業協同組合が主催する「職人さん直」の展示販売会なので、こだわり色でのオーダーもできるそうです。
会場の深川江戸資料館では『地下1階から地上2階、高い吹抜けの大空間に展開する江戸時代の深川の町』も見られます。
外国人観光客が増える前に、江戸の風情の下町情緒のなか、東京のキモノを楽しむ1日。シメはアサリたっぷり深川めし!?

東京のきもの展

東京の伝統工芸品「東京染小紋」「東京無地染」「江戸更紗」が一堂に会した展示会です。
本展では、江戸から伝わる染物の魅力を広くご紹介します。
展 示:着尺(着物・帯)、絵羽(着物)
販 売:反物・染色小物関連商品など展示販売、きものお誂え受注

【ワークショップ】
しぼり染(手ぬぐい/トートバッグ)参加費用2.500円
型染(ランチョンマット)参加費用1,500円
日 時:10月8日(土)・9日(日) ①10:00~11:30 ②13:00~14:30
定 員:各回6~8名 事前予約受付中 ※当日空席の場合参加可能
申込み:TEL03-3208-1521(東京都染色工業協同組合)またはE-mail senshoku-kumiai@tokyo.email.ne.jp

会 期:2022年 10月7日(金)~ 10月9日(日)
イベント9:30~17:00 *入館は16:30まで 最終日は16:00で終了

会 場:深川江戸資料館 レクホールアクセス
イベント大江戸線・半蔵門線「清澄白河駅」、A3出口より徒歩3分

入館料:400円(常設展示など館内の他の展示もご覧いただけます)

案 内:深川江戸資料館 公式案内

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東京の染の背景

東京の染め。それは江戸時代、水の豊富な神田川流域で始まりました。明治大正時代になると、浅草周辺にかけて集散していた染め屋は、良い水を求めて神田川をさかのぼり、江戸川橋、早稲田、戸塚周辺から高田馬場にかけてのエリアに広がって、そこは現在に至るまでの染め屋の集散地となります。川で着物の染料を洗い流す姿はかつての東京の風物詩でした。
東京の染色はそのかたちを変えながらも代々の職人の技と歴史をいまに受け継いでいます。

「東京染小紋」は経済産業大臣指定伝統的工芸品の指定を受けており、「江戸更紗」「東京無地染」は東京都伝統工芸品として認定されています。「江戸小紋」も含め、これら4部門の染め物は平成18年度に導入された地域産業活性化のための制度「地域団体商標登録制度」において、東京の地域ブランドとして登録されており、各商標表示マークがその証となっています。

*東京都染色工業協同組合の公式サイト より、転載させていただきました。