きものファンにはおなじみの「伝の文字+赤丸」マークが付いた経済産業大臣指定 伝統的工芸品。
伝統的工芸品は全国に240品目、うち、きもの関連は織物38品目・染色品13品目。作り手の中でも『産地で12年以上の経験を有し、実技・知識・面接試験をクリアしたスペシャリスト』が、伝統工芸士と認定されるそうです。
現在、伝統工芸士は全国で約3,600人、これは全産地で1割に満たない限られた存在で、まだまだ女性は少数派だそう。
その女性伝統工芸士と、ワクワクするような作品が全国から東京・青山に集結!技の実演も見られるそうです。入場無料!
2023 女性伝統工芸士展 ~作家とともに in 青山~
(テーマ) 私たちは守りたい!伝統工芸を!そして日々の暮らしを!
伝統工芸の分野で後継者不足が語られて久しいけれど、どっこい女性たちがしっかりと後を継いでいます。父や母の手わざを学びその後ろ姿を見つめながら二代目、三代目と成長した女性たち、あるいは他分野からの挑戦者たち。彼女たちの作品は、日々の暮らしに生かす視点で作られており、女性ならではの姿勢です。わくわくしたり、こころを和ませたり、楽しさが溢れる作品たち。
若手、中堅、ベテランと、そのキャリアも幅広く、女性伝統工芸士や作家たち作り手が一堂に会しての展示会です。
東京でこのように多くの女性の作り手たちの作品に出合えるのは稀有のこと。しかも実演コーナーでは、彼女たちの手わざをじっくりと見ることができ、体験コーナーでは、見学者が実用的な作品を作ることができます。
10人が一週間ごとに交代し、二週間で21人が登場、全国13都県から17工芸品が並びます。
是非、ご来場くださいますようご案内申し上げます。
会 期:2023年 2月17日(金)~ 3月2日(木)
イベント11:00〜19:00(初日12:00〜、最終日〜18:00)
会 場:伝統工芸 青山スクエア → アクセス
出品者 21名 (13都府県、17工芸品)
通期:2月17日(金)〜 3月2日(木)
信州紬 手織り上田紬 小岩井カリナ (長野県) / 加賀象嵌 長谷川真希 (石川県) / 博多織 近藤啓子・相澤久美子 (福岡県)
前期:2月17日(金)〜 2月23日(木・祝)
川連漆器 躑躅森祐子 (秋田県)
村上木彫堆朱 池野律子 (新潟県)
山中漆器 大下香苑 (石川県)
奈良筆 田中千代美 (奈良県)
備前焼 川井明美 (岡山県)
香川漆器 中田可奈子 (香川県)
伊万里・有田焼 青木妙子・梶原真理江 (佐賀県)
後期:2月24日(土)〜 3月2日(木)
東京友禅 町田久美子・大野深雪 (東京都)
手すき和紙 松尾明香 (石川県)
美濃焼 加藤音 (岐阜県)
京指物 小谷純子 (京都府)
京鹿の子絞 髙橋庸子 (京都府)
髙取焼 髙取由布子 (福岡県)
伊万里・有田焼 秋月ちぐさ (佐賀県)
波佐見焼 吉川千代子 (長崎県)