昔は、こんなに暑くなかったよね。猛暑の夏、ひと息つきたいときは、ちょっと昔へタイムトラベル。
乙女もモダンガールも、輝き始めた女性たちのくらしを肌感覚で感じられそうなイベントが開催されます。
企画展「レトロ・ロマン・モダン、乙女のくらし」。会場は「大阪くらしの今昔館」で、企画展のほか常設展も楽しめます。
8階では明治・大正・昭和の「モダン大阪パノラマ遊覧」が見られたり、9階には江戸時代の「なにわ町家街」が再現されていて、いまは夏祭り飾り中だそうです。200年前の架空の町、大坂町三丁目を浴衣で探訪してみては♪

企画展「レトロ・ロマン・モダン、乙女のくらし」

明治から昭和にかけて、女性たちの暮らしは家庭内から外へより活動的に変化していきました。服装も着物から洋服へ、髪型は日本髪から束髪を経て断髪へと変容し、「モダンガール」と呼ばれる新しい女性像が展開しました。変化する生活に伴って特に女性用の化粧方法も変化し、多種多様に商品開発されました。パッケージには当時の女性に好まれたデザインを取り入れたため、時代の雰囲気をよく表しています。

本展では近代の商業デザインの研究家である佐野宏明氏のコレクションを中心に、「レトロ・ロマン・モダン」と呼ばれる大正時代前後の化粧品や薬など生活雑貨のパッケージ、雑誌や商品広告などを展示し、当時の女性の暮らしとその中にある美意識を探ります。

【主な展示物】
パッケージや女性の身の回りの商品、女性が描かれた広告等を展示。
・化粧品(化粧水・クリーム・香水・パウダー)
・トイレタリ(石鹸・洗い粉・歯磨き)
・生活雑貨(薬、飲料、菓子、マッチ、繊維ラベル、絵葉書、雑誌、団扇)など

会 期:2024年 7月13日(土)〜 10月14日(月)
イベント休館:毎週火曜日、9月2日(月)~6日(金)

会 場:大阪くらしの今昔館 企画展示室
堺筋線・谷町線、阪急電鉄「天神橋筋六丁目」3番出口直結エレベーターで8階

入館料:企画展のみ500円、常設展・企画展は1,000円。市内在住65歳以上は無料

公 式:大阪くらしの今昔館 公式サイト

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関連講演会

「レトロ・ロマン・モダンを語る」
日程:8月31日(土) 13:30~15:00
会場:住まい情報センタービル3階ホール(大阪くらしの今昔館同ビル内3階)
定員:150名
参加費:無料
申込み:7月1日(月)より公式案内でお知らせ・受付を開始します。