「きものタイムズ」を始めた当初、姫丸はデニムにブーツ、上は大島紬の道中着を着て、展覧会に出かけていました。
この格好のおかげで主催者さんに覚えていただけ、会場の着物の方からも話しかけられたり、いいことづくめでした。
羽織も道中着も、そのまま洋服と合わせて着こなせる。でも、最初からマルチユースなHAORIとして創られたら・・・
「KYOTO HAORI コンペティション」応募対象者の皆さん、すてきなHAORIの誕生を楽しみにしています!

KYOTO HAORI コンペティション
着物の上から羽織る「羽織」。羽織は礼装として、また防寒や防汚、おしゃれアイテムとして古くから愛用されています。
京都には、西陣織・京友禅・丹後織物といった世界に誇る和装産地があり、長い歴史の中で様々な羽織が作られてきました。
季節ごとに長さや柄が異なるのも特徴のひとつで、襟を折り返し、羽織紐で留めて着用するのが基本のスタイルとされています。洋服でいえば、カーディガンなどと同じさらっと羽織るものであり、室内でも着用できるアイテムです。
最近では、海外で羽織がおしゃれなファッションアイテムとして注目されつつあり、また国内でも若い人達の間で、気軽に洋服の上から羽織を合わせたコーディネートを楽しむ姿が見られるなど、新たなトレンドとしての可能性を感じさせる商材です。
国内外で、再注目を集めつつある羽織を「HAORI」と名前を変えて、学生や若手職人の斬新なアイディアを募集するコンペを開催することとし、京都から世界に向けて発信するプロモーションを実施します。
