この夏、京都で大好評だった展覧会「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」、秋冬は静岡市美術館での開催です。
さすが千總さん、すごいもん持ってはるわ・・・と京都人もうなった着物や、図案を集めた雛形本など、京友禅の来し方や美しさのヒミツがうかがえる見どころたっぷり。
静岡展は観覧料のキモノ割はなさそうな代わりに、近隣ホテルや飲食店で展覧会チケットを提示すれば、おいしい特典が♪

きもののヒミツ 友禅のうまれるところ
日本の伝統的な衣装・きもの。反物を直線縫いで仕立てるため強い平面性をもちますが、施された多彩な意匠は衣服として身にまとうことで立体物となります。この平面と立体を行き来するところに、立体裁断で制作される洋服とは異なるおもしろさがあります。一方で、制作の現場では、下図や図案から人の身体を彩るきものを実現するために、多くの試行錯誤がなされてきました。
本展では友禅の老舗・千總のコレクションを中心に、近世のきものや当時の流行を反映した雛形本、 友禅染裂、 円山応挙と近代の京都画壇の絵画、工芸品、そして近現代の人間国宝のきもの作品等を通じて、きもののデザインが生み出された背景や制作者の創意に迫り、これまでにない視点から「きもののヒミツ」を紹介します。
第1章:平面と立体の間で きものと雛形本
第2章:京都画壇の日本画と下図、染織図案
第3章:図案から染織品へ 描かれた図案と染められた図案
第4章:立体と平面のあいだで 京都の友禅の人間国宝
「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」展のチケット提示で、おいしい特典!

