伊藤若冲生誕300年記念の京都です。若冲が「動植綵絵30幅」を寄進した相国寺の承天閣美術館では
動植綵絵30幅(コロタイプ印刷複製)と、有名な障壁画や墨絵の展覧会が!さっそく見に行きました。
正面に釈迦三尊像、その両側、左右の対も若冲の意図どおりに並ぶ、動植綵絵30幅。もう圧倒される迫力、美しさ f22
コロタイプ印刷は国宝などの文化財複製に用いられる手法で、若冲の極細密な筆致まで再現されています。
竹、葡萄、烏などの障壁画(壁ごと移設展示されている本物)、売茶翁、鶏、鶴、鯉などの墨絵(本物)も、
ゆ〜ったり、ゆ〜っくり、見られました。広い相国寺の緑や大文字も見える美術館の雰囲気も、きものに似合いますf26
相国寺承天閣美術館〜細見美術館〜錦小路・・・若冲満喫の夏の京都へ、ぜひ、おこしやす!

生誕300年記念 伊藤若冲 展
相国寺観音懺法を荘厳する動植綵絵30幅を一堂に展示(コロタイプ印刷による複製品)

今年は伊藤若冲(1716〜1800)生誕300年を迎えます。これを記念し、若冲の名品の数々を展示いたします。
宝暦9年(1759)鹿苑寺(金閣寺)大書院に描いた障壁画50面(重要文化財)全て。
また明和7年(1770)若冲が相国寺へ永代供養として奉納した「動植綵絵30幅」は毎年6月、相国寺方丈で厳修される観音懺法法要に明治まで掛けられておりました(現在は宮内庁三の丸尚蔵館所蔵)。この度コロタイプ印刷により精密に復元された「動植綵絵30幅」を一堂に展示いたします。若冲畢竟の作品をぜひ御堪能ください。
(*この文章は伊藤若冲展チラシ裏面より転載させていただきました。)

会 期:2016年7月1日(金)~ 12月4日(日)
10:00〜17:00(入館は16:30まで)会期中無休

会 場:相国寺 承天閣美術館
京都市上京区今出川通烏丸東入

入場料:一般 800円/65歳以上・大学生 600円

公 式:相国寺 承天閣美術館  伊藤若冲展

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相国寺の入口。若冲展の看板も

広い境内、この建物を右へ

美しい緑の庭園が、お出迎え

奥が承天閣(じょうてんかく)美術館

美術館内にも、お寺ならではの景色

ふかふか絨毯、きものが似合う館内