11月22日・23日に開催された「第88回 京都誂友禅染競技会 作品展」に行ってきました!
今年の会場は広々ゆったり、みやこめっせです。開場直後でしたが、早々から続々お客さんが。
今年のテーマは「未来へのレトロ」〜シャレた大正・昭和モダニズムを遊ぶ〜
色彩も、これまでより明るめを意識して制作したそうです。
1点1点、それぞれにシャレていて素敵・・・なだけではありません。
この「誂友禅」作品展ならではの楽しみといえば、「同じ型を使っている着物を探しあてる」こと。
たとえば ↑ まんなかの小紋反物と左の付下げ・・・探してみると ↓ こちらには名古屋帯?が。
さらに ↓ こちら左端にも。
↑ と、右端のほうの茶色の小紋ですが・・・ ↓ 右の紬のような雰囲気を出している訪問着も同じ型から!
↓ ずらりと並んだ中にも、同じ型を使った小紋がありますが・・・ぱっと見て ◇ わかりました? ◇
あれ? 市松に桔梗の柄も、抽象的な枝花柄も、ありましたよね。
↓ こちら左の付下げ、まんなかの小紋反物も・・・柄に見覚え、ありません?
・・・と、ごく一部ここに掲載しただけでも、上へ下へ行ったり来たりになってしまいました(^o^;)。
同じ型を使っていても、染工場さんの得意技を活かしたアレンジで、まったく別の雰囲気に仕上がる型染め京友禅。
たくさんのなかから、同じ型を発見する、自分の好みを発見する、という楽しみは尽きません。
あ、柄の希望をいえば・・・スズメ柄とか、若冲風のトラ柄とか、あればいいな〜
誂友禅についての詳細は → 京都誂友禅工業協同組合 公式サイト
姫丸のブログ「きもの気ままに」でも書いています。画像多数 (^^)
2015 第87回 → こちら
2014 第86回 → こちら