夏が近づくと、なんだか無性にブルー系のきものが着たくなりません?
空、海、宇宙・・・命の根源にして広大なスケール、多様な色彩を持つ、ブルー。
なかでも日本人が身につけてきた青をテーマに、企画展「ジャパン・ブルー」が共立女子大学博物館で開催されます。
学園創立130周年を記念して新設された共立女子大学博物館は、江戸時代から昭和初期の女性の小袖・着物・帯など日本の染織・服飾資料を中心に、近代ヨーロッパの服飾類のコレクションも所蔵する「和と洋が出会う博物館」です。
博物館は大学キャンパスの中、入場無料!きっとブルー大好きDNAが騒ぎ出す、ジャパン・ブルーの世界へ!

ジャパン・ブルー 青に囲まれた衣生活

「SAMURAI BLUE(サムライ・ブルー)」がサッカー日本代表の公式の愛称となっているように、青は、古代以来、日本人が長らく愛してきた色のひとつです。
明治時代の初め、二度にわたって来日し、東京開成学校と東京大学理学部で、分析化学、応用化学、農学などを教えたイギリスの化学者ロバート・ウィリアム・アトキンソン(Robert William Atkinson、1850 – 1929)は、日本に藍染の衣類が多いことに驚いて、それらに見られる色を「Japan Blue(ジャパン・ブルー)」と呼びました。
本展覧会では、まさにその世界を再現しようとするもので、江戸時代の素襖、裃、熨斗目などの武家装束、江戸時代から明治時代以降の庶民の仕事着や浴衣など、様々な「青」色に染められた衣服を展示いたします。
「ジャパン・ブルー」の多様な美の世界をお楽しみください。

【会期中のイベント】

講演会「ジャパン・ブルー 〜生活を支え、生活を彩った色〜」
イベント講師:長崎 巌(共立女子大学博物館 館長)
イベント7月1日(土)午後2時〜3時半(午後1時半〜受付)事前申込み不要

ギャラリートーク
イベント7月4日(火)、7月20日(木)午後12時半〜(20分程度)
イベント*展示室入口にお集まりください。

会 期:2017年6月19日(月)〜7月31日(月)
イベント9:30〜16:30 (土曜日は12:00まで)、日曜休館

会 場:共立女子大学博物館(共立女子学園2号館B1F)
イベント半蔵門線、三田線、新宿線「神保町」A8出口から徒歩1分
イベント東西線「竹橋」1b出口から徒歩3分

入館料:無料(2号館1F入口で入館手続きをしてください)

公 式:共立女子大学博物館 公式サイト

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