きょうから12月、京都では年末恒例「顔見世」が始まりました。今年は南座が工事中のため、ロームシアターでの初開催となりましたが・・・さて、どんな招きが上がるのか?こんな招きでした!
昨年の顔見世は姫丸も行きましたが、お客さんたちの着物姿を見るのも楽しく♪ 京都なのに意外と大島紬が多いやん、
あちらは、なんて素晴らしい絞りの訪問着・・・え!?「絞り染めで歌舞伎!?」
そうなんです、京都絞り工芸館では「華やかな歌舞伎をテーマに、京鹿の子絞りを中心に様々な染織技法を用いて、
巨大な円形の土台の上に歌舞伎の名場面を表現した作品を展示しております」そうですよ♪

絞り歌舞伎名作展

約400年前、阿国が京で「念仏踊り」を舞い、歌舞伎の礎を築いて以降、多くの人の手により歌舞伎は継承されてきました。
京の伝統工芸「京鹿の子絞り」も1300年にわたり継承されてきた日本を代表する染色技法です。有名な歌舞伎の題目である「京鹿子娘道成寺」の名称に「京鹿子」が付けられるなど、絞りは古来より女性の憧れとして愛されてきました。

京都絞り工芸館では、この華やかな歌舞伎をテーマに、京鹿の子絞りを中心に様々な染織技法を用いて、巨大な円形の土台の上に歌舞伎の名場面を表現した作品を展示しております。
絞り職人グループ京都絞栄会メンバー約40人が力をあわせ、約1年かけて製作した大作です。
様々な絞りと、バリエーションに富んだ染色技法の違いも、お楽しみいただければと思います。

「京鹿の子娘道成寺」(絞り押絵)
「連獅子」(総絞りと京友禅)
「勧進帳」(絞り染め分け技法)
「暫(しばらく)」(手描き京友禅)
「助六揚巻」(総絞りと金彩加工)
「歌舞伎十八番 矢の根」(巻き糸絵)

会 期:開催中〜2017年12月24日(日)
イベント9:00〜17:00 休館:12月1日(金)

会 場:京都絞り工芸館 中京区 油小路通り御池南入る

入館料:500円

公 式:京都絞り工芸館 公式サイト

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京鹿の子娘道成寺(部分)

同時開催:富士山を描いた北斎の絞り

『富士山を描いた北斎の絞り』14枚の北斎絞り額を特別展示中です。

​世界で一つだけのスカーフ作り!​もできます

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■ 所要時間: 30分〜90分
​■ 料  金: 3,000円〜5,000円(税別、入館料500円サービス!)
詳細・ご予約は公式サイトにて → 絞り体験