男子フィギュア、すごかったですね(^o^)。ついオリンピック番組をハシゴし何度も見返しテレビの前から離れられず・・・
西陣織展、最終日になってしまいましたが、2月18日(日)に行ってきました。
会場に入ってすぐ、伝統の技に創造性を織り込む現代の匠の「手織り」作品が並んでいます。
厳格な基準を満たした手織り帯のみに付けられるという新しい証紙「西陣手織帯の証」も貼られていました。
その向かいには「お京」と題された雅やかなタンブラーのコーナーが。
「西陣と呼ばれて550年+1」の、これからを担う西陣織の若手と京友禅の若手が共同制作したものだそうです。
広い会場は、きもの姿の方も多く、華やいだ雰囲気。
今回の出展数は、帯195点・きもの105点だそうです。入賞作品のコーナーは・・・こちらです!
実は姫丸は、展覧会が始まる前日に入賞作品を知っていました・・・というのも、
今年はじめて「西陣織展 一般審査員」というのを募集しているのを知り、ギリギリに応募。めでたく審査員として
展覧会の前日に開かれた審査会に行ってきたのでした!(で、その帰りに晴明神社に立ち寄ったのでした)
審査って、どうやってするんだろう?って、興味ありますよね。姫丸も、すごーーーく興味ありました・・・で、
どうだったかというと・・・とってもシンプル&フェア。
丸帯・袋帯、なごや帯、女性用きもの、男性用きもの、羽織・コート、など各ジャンルごとに
「創造性、デザイン性、新規性、市場性、風合い」という5視点から、いいと思う作品の番号を複数記入する方式でした。
審査員は、和装関連の先生?と思しき美しいきもの姿の女性や、京友禅関係の方・・・想像していたより多かったです。
作品はジャンル別に展示され、出展者(機屋)名は厳重に隠され、代わりに・・・希望小売価格が表示されていました!
やっぱり価格も重要ですよね。女性の審査員の方々も「この価格なら」という消費者目線でも選んでおられるようでした。
そして審査員の得票数で選ばれた入賞作品は・・・(*実物は大変、美しいですが、こちらは画質を下げています)
プラチナ箔、手組み羅織り夏帯、ミュシャの美女、レースのような透ける裾模様の御召・・・
とても手の込んだ逸品であることは、素人目にも一目瞭然。
姫丸が投票した作品も、何点か入賞していましたが・・・「これは見事に見落としてしまってた」というものもあり、
私の見る目が、まだまだ未熟だったかも(+ +)と思うこともありましたが。できれば来年も、また審査員してみたい!
さて、こちらコーディネートで見せるコーナーも、初日から大人気だったそうです。
別々の機屋さんのきものと帯を合わせてあるのに、きものと帯が互いに惹き立て合っていて、ひとつの世界ができていて
このコーデの世界を着てみたい!と新大陸を発見した気分にもなり、コーディネートって大事!と改めて思いました。
ほかにも、金襴、ネクタイ、肩傘(けんさん)=大判ストールなど、西陣織ならではの作品が堪能できました。
きもので来場した方には写真サービス♪ もあり、持参のデジカメでも撮ってもらっちゃいました。
琳派調の梅を織り出した大島紬に、泥染の洒落袋帯♪ 春よ来い、はーやく来い♪
*例によって会場内は撮影禁止のところ、全体の雰囲気を、ということで許可を得て撮らせていただきました。
また画質はWEB用の低解像度にしております。実物は、ずっとずっと美しいです。