お正月、ことしはどのキモノを着ようかしら f26.gif と、うれしい悩みの季節。ふだんは織の紬でも、ここは、染め。
訪問着、色無地、小紋など染のキモノは、色・柄の多彩さ、優美さ、そこに込められた伝統の技も、お正月気分を盛り上げてくれますよね。日本の染、その歴史と技の多様性をたどる企画展が東京・共立女子大学博物館で開催されます。
この博物館では、これまでも「ジャパン・ブルー」「刺繍の美」と、きもの好き感激の企画展をやってくださってますが。
今回も入場無料、博物館はキャンパスの中!もちろん、きものでの来館もOKだそうですよ〜!

企画展 「 染-人の手が創る美ー」

日本の染めの歴史は古代からはじまり、人々の手によって変化と多様性を生み出してきました。
現存資料をたどっていくと、飛鳥・奈良時代の法隆寺裂や正倉院裂などに見られる纐纈(こうけち)・臈纈(ろうけち)・夾纈(きょうけち)と呼ばれる染色技法の出現から日本の染めの歴史が始まります。
中世に入ると度重なる戦乱などによって現存資料が乏しくなるため当時の染色の実態を知ることは非常に難しくなります。しかし桃山時代から江戸時代にかけては、「辻が花染」や「友禅染」などに代表される多くの染色技法が出現し、一躍染の黄金期を迎えることになりました。

本展では、日本の代表的な染色技法である絞り染・型染・友禅染などの作品を中心に、日本の染色の多様性と、それぞれの美が育まれた背景を見つめていきます。
近世から近代にかけての 長い歴史の中で積み重ねられてきた、染色品のもつ多様な美しさをお楽しみください。

会 期:2018年12月13日(木)〜 2019年2月6日(水)
9:30〜16:30 (土曜〜12:00)、日曜・祝日休館(12/24を除く)および12/28~1/6、1/28

会 場:共立女子大学博物館(共立女子学園2号館B1F)
イベント半蔵門線、三田線、新宿線「神保町」A8出口から徒歩1分
イベント東西線「竹橋」1b出口から徒歩3分

入館料:無料(2号館1F入口で入館手続きをしてください)

公 式:共立女子大学博物館 公式サイト

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