「きもの美人」というと、どんな女性をイメージします?昔の女優さん、花街の芸妓さん・・・
町ではなかなか見かけないけど、美術館に行けば、たくさん会えます!
いつの世も画家が魅せられ、描こうとした、きもの美人。それは顔よりも「佇まい」とでもいうような全体の雰囲気。
きものそのものに込められた美の力が、着る人に作用し、一体となって醸し出されるオーラ、なのではないでしょうか。
四季の風情、季節を彩る女性たちが待つ、美しNIPPONへ。京都駅直結のJR伊勢丹 美術館「えき」KYOTOで7月4日から!

水野美術館コレクション 美し NIPPON

「絵の前に立った瞬間、全身に鳥肌が立つほどの感動を覚えた」
近代日本画に魅了され一大コレクションを築き、ついには日本画専門の美術館まで建てたホクト株式会社の創業者・水野正幸の言葉です。水野氏の心を捉えてやまなかった日本画の魅力の一つは、春夏秋冬が織りなす“日本の美”でした。四季が移ろうさまは、ふとした時に感じる草木の色づきや匂い、月夜に浮かび上がる陰影、微かに薫る優しい風によって、私たちの五感にふれ、古来より日本人の暮らしや心を豊かにしてきました。そうした感覚は、日本画の世界にも色濃く反映され、巡りゆく四季を表した風光明媚な花鳥図や山水画、あるいは時節ごとの装いに身を包んだ麗しい美人画が生まれたと言えるでしょう。また岩絵具特有のきらめく色彩、和紙ににじむ墨、流麗な描線など、日本画ならではの特徴は、繊細な四季の変化を表すのに最も適しており、日本そのものの魅力に通じています。
本展では、水野コレクションから横山大観、菱田春草、上村松園など、近代日本画の巨匠たちによる選りすぐりの名品をご紹介します。季節の移ろいや、四季を彩る女性たちをとおして、胸を揺さぶるような日本画を魅力をご堪能ください。

会 期:2020年7月4日(土)〜8月2日(日)
イベント10:30〜19:30(入場は閉館30分前まで)

会 場:美術館「えき」KYOTO 伊勢丹7階隣接

入場料:一般900円(前売700円)*前売販売は下記にて7月3日まで。
イベントチケットぴあ(Pコード992-762)、ローソンチケット(Lコード52651)

公 式:美術館「えき」KYOTO 公式サイト

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* 本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。