もうじき、ゆかたの季節。「ゆかた 浴衣 YUKATA すずしさのデザイン、いまむかし」展が京都で開催されます!
浮世絵や美人画に描かれた浴衣姿の女性・・・昔から浴衣は日本の夏景色を彩ってきましたが。きものには大胆すぎる色・柄も、ゆかたならOK、オシャレの冒険力をUPして、ちょっと別人になれる♪ そんなゆかたにときめく女心は、いまも同じ♪
会場は広〜い緑の庭も魅力の、泉屋(せんおく)博古館。ゆかた・きもの割引もあり、南禅寺や哲学の小径も至近♪

特別展
ゆかた 浴衣 YUKATA すずしさのデザイン、いまむかし

和装離れが進む現代においても、ファンを増やしているのが夏の涼衣、ゆかたです。ゆかたは、江戸時代に入浴後のくつろぎ着として着られるようになり、やがて夏の気軽な外出着として定着しました。素材も麻から木綿へと変化する中で、「型染」や「絞り」など染めの技法が発達し、ゆかた独自の「いき」な図案が誕生します。
本展では、江戸時代のゆかたから、鏑木清方など近代の画家がデザインしたゆかた、昭和の人間国宝(重要無形文化財保持者)のゆかたなど、様々な作品をご紹介すると共に、染めに使われる型紙や当時の風俗を描く浮世絵など、素朴でありながら繊細さを兼ね備えたゆかたの魅力を、デザイン性と遊びの要素から紐解きます。

<前後期で大幅な展示替えを行います>
前期:6月5日(土)~ 6月27日(日) / 後期:6月29日(火)~ 7月19日(月・祝)

会 期:2021年6月5日(土)~ 7月19日(月・祝)
イベント10:00~17:00  月曜休館(7.19は開館)

会 場:泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷 → アクセス

入館料:一般800円 ゆかた・きものでご来館の方20%off
*リピート割:本展2回目ご観覧時に半券ご持参で1名様1回限り半額

公 式:住友コレクション 泉屋博古館 公式サイト / 公式twitter

開催まであと
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時間

会期中のイベント ※ 全て要入館料

講演会「ゆかた ―夏の楽しみ・くつろぎの美」
長崎巌氏(共立女子大学博物館館長)
6月27日(日)13時30分より *要予約 予約開始:6月1日10時~(定員40名) 電話075-771-6411
長年にわたる染織文化史研究をふまえ、「模様」「染め」などの視点から知られざるゆかたの歴史をひもときます。

研究会「型紙と型染」(無形文化遺産[伝統技術]の伝承に関する研究会Ⅳ)
共催:東京文化財研究所、泉屋博古館
精緻な美しさを誇る型染めのゆかた。その精緻な美しさは型紙なしでは語れません。海外でも人気の高い伊勢型紙の秘密に迫る2日間!
7月3日(土)13時より *要予約 予約開始:6月1日10時~(定員40名) 電話075-771-6411

①基調講演「型紙・型染をめぐる無形文化財の保護」
生田ゆき氏(文化庁)

②座談会「型紙・型染の継承における現状と課題」
伊勢型紙の研究者(生田ゆき氏)、型紙の作り手(型彫り師/伊勢型紙技術保存会会長 内田勲氏)、型紙の使い手(染色家・長板中形/松原伸生氏)を交えての座談会。
*予約優先 予約開始:6月1日10時~(定員40名) 電話075-771-6411

③スライドトーク「型からみるゆかた展」
生田ゆき氏(文化庁)
7月4日(日)10時30分より

学芸員による作品解説
6月19日(土)14時~/7月10日(土)14時~
*予約優先 予約開始:6月1日10時~(定員40名) 電話075-771-6411