京都でキモノの秋本番を告げるイベントといえば「京友禅きもの芸術展」。染匠さんによる年に一度の作品展です。
昨年までは、イマジンワールド(213の国と地域ごとに、その国の自然や文化を表現した振り袖を制作するプロジェクト)や
「染織意匠・図案コンペ」入賞デザインからの振り袖づくり・・・と、ちょっと特別な仕事もされていましたが。
それも完結した今年は、日本の美を再発見できるような、雅な、粋な、大人のための京友禅に出会えそう♪と期待大
さらに今年は全国染織産地展も、というので楽しみです。光の差し込む心地よい会場で「京友禅きもの芸術展」入場無料!
京友禅きもの芸術展
全国染織連合会・京都工芸染匠協同組合が主催する、年に1度の展覧会です。
染匠の渾身「第38回 工芸染匠作品展覧会」
京友禅の制作過程の最初から最後まで一気通貫に関わる、プロデューサーでありディレクターが「染匠」です。
染匠は、何人もの職人さんの間を駆け巡り、1枚の反物を着物へと仕上げていきます。
そうして創作された京友禅が披露される展覧会です。
<併催>
2021 全国染織産地展
京友禅総合展 ’21染匠新作発表会
昨年(2020年)の様子
第37回 工芸染匠作品展覧会。細部まで見応え有り!何年か見ていると、染匠それぞれの得意や個性が感じられます。
各都道府県ごとの自然や景色モチーフにした新作がズラリ。
世界213か国(国・地域)それぞれのオリジナルKIMONO(振袖・帯)を制作する「イマジンワンワールド」プロジェクトに、京の染匠も多数参加。
2020染織意匠・図案コンペティションの入賞デザインから染匠が制作した着物が展示されました。
* 公式サイトにて発表会の様子が映像で紹介されています。→ こちら
*会場内は撮影禁止のところ、全体の雰囲気を、ということで許可を得て撮らせていただきました。
工芸作品は意匠の細かいところにこそ、技と美の真髄あり。ぜひ、次回ご自分の目で、お楽しみください。