道々で鉾が建てられ、コンコンチキチン♪お囃子を響かせて試し引き・・・京都は3年ぶりの祇園祭です!
まー3年なんて、1150年余という祇園祭の歴史からすれば、ビビたる間ですが。あ〜この景色が帰ってきた・・・と一瞬、熱いものがこみあげ、「継ぐ・続く・継ぎ続ける」ということに思いを馳せた姫丸です。
岡崎の細見美術館では、その道を継ぎ、挑戦し続けた二人:「染司よしおか」吉岡幸雄氏、「ぎをん齋藤」齋藤貞一郎氏にスポットライトを当てた展覧会も開催中。
どちらのお店も、ちょっと見に入る・・・には敷居が、、、だけど、展覧会なら珠玉の作品を気がねなく見放題♪

美しき色、いにしへの裂(きれ)
ぎをん齋藤と染司よしおかの挑戦

京都の呉服専門店「ぎをん齋藤」七代目当主 齋藤貞一郎氏(1948-2021)と、植物染の「染司 よしおか」五代目当主 吉岡幸雄氏(1946-2019)。
江戸時代より代々続く染織の家に生まれた二人は、家業を継ぎながらも伝統の枠にとらわれることなく、それぞれのスタイルで美を追求してきました。
細見美術館ではこれまでにも両者のコレクションや偉業を展観してきましたが、本展では熟練の職人と共に試行錯誤を繰り返して創りあげた、いにしえの色の再現や憧れの技を昇華させた新たな表現と、その過程に焦点を当てていきます。
美しい色彩や素材へのこだわり、技の継承や職人の育成―さまざまな想いをたどりながら、染織に挑み、染織に魅せられた二人の姿を紹介します。

会 期:2022年 開催中 ~ 8月28日(日)
イベント【前期】7月2日(土) -7月31日(日) 【後期】8月2日(火)- 8月28日(日)

開 館:AM10:00〜PM5:00 月曜休館(祝日の場合は翌火曜)

会 場:細見美術館 京都・岡崎

入館料:一般1,400円、学生1,100円

公 式:細見美術館 公式サイト

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Amazonで買える、吉岡幸雄さんの本

『日本の色辞典』から、基本となる赤、青、黄の三原色を中心にまとめた普及版。

吉岡幸雄が色を語りつつ、職人としてのその鋭い観察眼を通して、日本人の美意識の歴史を綴る歳時記。

日本古来の植物染で日本の伝統色を再現した、総カラーの色標本・色名解説の集大成。襲の色目42種も掲載。