初春の華やぎを色柄に表すなら、友禅染のキモノ♪ 京友禅、江戸友禅、加賀友禅、それぞれに特徴がありますが。
友禅染の来歴を辿っていけば・・・と、江戸時代の作品にスポットライトをあて、その美技の詳細を見せてくれる!という企画展が共立女子大学博物館で開催されます。
この博物館は「裂が語る物語」「染 -人の手が創る美 -」「きもので夏を楽しむ」etc.きもの好き感激の企画展を度々やってくださってますよね。今回も入場無料、博物館はキャンパスの中!もちろん、きものでの来館もOKだそうですよ〜!

企画展 特別展「江戸時代の友禅染-時代を変えた染め-」

江戸時代17世紀末から18世紀前半にうみ出された友禅染は、日本の伝統染織技術として現代まで継承されています。
江戸時代においては、糸目糊による防染と多彩な色挿しによって、それまで見られなかった精緻な絵画的表現を可能とし、町人女性の小袖を彩りました。
本展は、わが国の着物文化に大きな影響を与えた友禅染の歴史を江戸時代の作品を通じてたどるとともに、その美技の詳細をご紹介します。
なお、本展では女子美術大学コレクションおよび丸紅株式会社所蔵の作品を小袖を中心に、現存する小袖のもとになった小袖図案が収録されている小袖雛形本や、加賀前田藩の注文で贈答用に制作されたと考えられる友禅染掛幅もあわせて展示いたします。
人々を魅了する友禅染の繊細で華やかな美しさをご堪能下さい。

会 期:2023年 1月10日(火)〜 3月4日(土)
イベント前期:〜2月1日(水)後期:2月6日(月)〜
平日10:00〜17:00 (土曜〜13:00) 休館:日・祝、1/13・14・23 2/2・3・4・28 3/1

会 場:共立女子大学博物館(共立女子学園2号館B1F)
半蔵門線、三田線、新宿線「神保町」A8出口1分/東西線「竹橋」1b出口3分

入館料:無料(2号館1F入口で入館手続きをしてください)

公 式:共立女子大学博物館 公式サイト

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会期中のイベント

【講演会】
演題:「友禅染の出現-その影響と展開-」
講師:長崎巌(当館館長、本展監修者)
開催日:2月18日(土)14:00~15:30(受付開始:13:30~)
会場:共立女子学園2号館
定員:50名(事前予約制)*予約フォームは公式サイトより

【ギャラリートーク】
開催日:1月20日(金)、2月8日(水)
時間:12:50~13:10(20分程度を予定しています)
講師:当館学芸員
定員:各日とも10名(事前予約制)
トーク*予約フォームは公式サイトより