新宿区の神田川・妙正寺川の流域は、昭和初期~30年代の最盛期には300軒を超える染色関連業が集結していたそうです。
その風情を現代に伝える「染の小道」は、川に、道に、染の作品が並び、たなびき、地元商店街も、おもてなし。
友禅染、型染、紅型、絞り、小紋、草木染、江戸更紗などのほか、韓国作家グループなど海外の染色作品も並ぶそうで、街まるごとが染め物で飾られた中井駅周辺をMAPを片手に散策すれば、キモノゴコロは春色に染まりそう!
画像出展:「染の小道」実行委員会
染の小道2023
東京の染色産業の中心地である落合・中井地域。
川筋の染工場の職人たちが川のあちこちで染め物の水洗いをする様子は、身近な風景の一部でした。
今なお活動を続ける染色職人と街の商店、住民が一体となり、染色が盛んだった昭和30年代頃の街を記憶を現代に引き継ぎます。
昨年同様、感染対策を実施しながら、道のギャラリー/川のギャラリーを開催いたします。
今回、道のギャラリーの参加店舗は96店舗。川のギャラリーは通常通りの長さで、栄橋~大正橋まで反物を掛けます。
【定番企画】
■ 川のギャラリー ■
妙正寺川の流れに沿って、江戸更紗や小紋染めなどの反物を川の上に架け渡します。
■ 道のギャラリー ■
中井駅周辺店舗の店先を、染色作家や学生が、お店の方と相談しながら染め上げた「のれん」が軒先を彩ります。
* 公式MAPを転載させていただきました。公式のMAPダウンロード(PDFファイル4.6MB)は → こちらから