染のキモノといえば「手描き」と「型染」。庶民が染のキモノを着られるようになったのは型染が広がったおかげで、型染と一言でいっても染め方の技法は多様だそうです。
京都文化博物館では『型を用いるという共通点をもちながら、全く異なる発展をとげた小紋染、型友禅、紅板締それぞれの染色の魅力を味わっていただきたい』という展覧会が開催されています。
GWに突入し、早くも大混雑の京都ですが、じっくりゆっくりキモノに浸りたい方は足を運んでみては。

近現代の型染

型染は、紙などにさまざまな文様を彫った型紙をもちいて生地を染める技法です。
鎌倉時代から南北朝にそのルーツを求めることができる型染は、桃山時代に技法的な完成をみたあと、江戸時代に完成度が高くなり、人々の衣生活を彩りました。近代になり、化学染料が取り入れられると、多色染が可 能になり、型染の世界には大きな可能性が開かれます。
本展では、型を用いる染色のうち特徴的な技術として、小紋染、型友禅、紅板締により染められた近現代の着物の優品をご紹介します。型を用いるという共通点をもちながら、全く異なる発展をとげた小紋染、型友禅、紅板締それぞれの染色の魅力を味わっていただきたいと思います。

*公式サイトより抜粋・転載させていただきました。

会 期:2023年 開催中 ~ 6月11日(日)
イベント10:00~19:30(入場は19:00まで)月曜休館

会 場:京都文化博物館 2階総合展示室

入場料:一般500円、大学生400円、高校生以下無料

公 式:京都文化博物館 公式案内

開催中!残り
0
0
0
0
0
0
時間