皇居を眺望する、お堀端。丸紅ギャラリーで【染織図案とあかね會 ―その思いを今につむぐ―】が開催されます。
副題は「こんな柄の着物が欲しい」・・・って、わかりやすいですね。でも、柄の図案だけなのかしら・・・と思ったら。
公式Instagramには「本展では、あかね會作家の図案をもとに今につむがれた、1点ものの着物と帯を展示します。約100年前の図案が、現代の名工たちによりどのように解釈され、形になったのか、是非お楽しみください。」ということで、着物や帯も見られるそうです!
きものを着て行けば、入館料無料ですよ〜♪

染織図案とあかね會 ―その思いを今につむぐ―

丸紅ギャラリー開館記念展IVは丸紅コレクションの3本柱の一つである染織図案をご紹介する展覧会です。
染織図案コレクションは現在京都丸紅株式会社の所蔵となっていますが、その発祥は1921年に設立された丸紅株式会社の前身である株式会社丸紅商店(以下丸紅商店)の時代に遡ります。その頃大阪に本拠を構えていた丸紅商店は東京圏に進出を計画し、副社長の伊藤忠三自ら東京に呉服商品のサンプル約1000枚を持ち込み、市場調査を行います。その結果、東京で商いをするには新しいデザイン開発が重要不可欠なことを痛感し、京都支店を中心に染織図案研究会「あかね會」を発足させました。同研究会では竹内栖鳳、藤島武二、朝倉文夫ら多分野にわたる芸術家たち約70名に創作図案を毎年発表してもらい、それを新作の着物や帯等の染織品模様に活かしました。
本展ではそれらの中から図案家、日本画家、洋画家、彫刻家、漆芸家など独創的で個性的な作品を選別し、前期と後期に分けて展示しています。染織品をつくるための意匠であり、通常人の目に触れることのない図案ですが、この機会に多くの皆さまにご鑑賞頂ければ幸いに存じます。

会 期:2023年 5月16日(火) ~ 7月31日(月) 10:00~17:00
イベント前期:5月16日(火)~6月17日(土)/後期:7月3日(月)~7月31日(月)
イベント*休館:日・祝、展示替え期間6月18日(日)~7月2日(日)

会 場:丸紅ビル3階 丸紅ホール 大手町(竹橋駅・大手町駅など)

入館料:一般 500円 着物・浴衣など、和装でご来館の方は無料

公 式:丸紅ギャラリー 公式サイトInstagram

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シンポジウム
「古今に繋がる図案―革新性と多様性―」」

丸紅コレクションの染織図案を起点に、図案とは何か、そのデザイン性の高さや魅力を登壇者がトークする。
日 時:6月3日(土)14:00〜15:30(開場13:30)
登壇者:並木誠士氏(京都工芸繊維大学美術工芸資料館長)
イベント岡 達也氏(京都美術工芸大学准教授)
イベント杉浦 勉(丸紅ギャラリー館長)
定 員:150名
会 場:丸紅ビル3階 丸紅ホール
参加費:無料(申込み先着順)
参加方法 → こちらから

丸紅ギャラリー開館記念
美・ものがたり 特別きもの販売会

展覧会に合わせ、京都丸紅オリジナルのきものをはじめ、業界を代表する人気商品を一堂に集めて特別きもの販売会を行います。
日 時:5月25日(木) ~27日(土)
イベント10時〜18時受付終了、27日のみ17時受付終了
会 場:丸紅ビル 3階 丸紅ホール
*ご来場は予約制です。詳細・ご予約 → 京都丸紅 公式案内