ふだん着キモノといえば、単衣で仕立てて3シーズン着られる、綿のキモノ。
とくに初夏には、さらりとしたシボのある織り、すっきり涼感の藍の染め、「阿波正藍しじら織」が気になります。
太細・濃淡を組み合わせた多彩な縞柄に、格子柄やチェック柄・・・絹キモノとは違った趣と気分を楽しめそう。
一着は持っていたいかも♪なアナタに。青山スクエア開催の「阿波正藍しじら織展」は、たくさん見て選べるチャンス!

阿波正藍しじら織展

「阿波しじら織」は、18世紀の末に阿波地方で盛んに織られていた「たたえ織」という木綿縞に、明治時代の初めに改良が加えられて織られるようになったものです。その中でも、阿波藍を使用したものが「阿波正藍しじら織」として伝統的工芸品に指定されています。
指定を受けているのは阿波藍を使用したものですが、しじら織としては藍以外で染められた糸も用いられます。その色は100種以上におよび、200種類以上の生地があるといいます。
独特の特徴である ” シボ ” の凹凸によってさらりとした肌触りがあり、軽く涼しい織物は、暑い時期が長くなった昨今の暮らしにぴったりな工芸品かもしれません。反物から和装小物、インテリアまでバリエーション豊かな製品から、ぜひお気に入りを見つけていただければと思います。

会 期:2023年 5月26日(金)~ 6月8日(木)
イベント10:00〜19:00(初日は12:00〜、最終日は〜18:00)

会 場:伝統工芸 青山スクエア → アクセス

公 式:伝統工芸 青山スクエア 公式サイト

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