群馬県富岡市といえば世界遺産・国宝「富岡製糸場」のあるところ。キモノの母ともいえる街ですよね。
この夏、富岡市立美術博物館では、人間国宝のゆかたをはじめ、伝統的な工程を経て制作された本藍染めのゆかたなど、約50点を紹介する企画展「ゆかたと藍の世界」が開催されます。
絹とキモノの文化を堪能するもよし、富岡市には貴重な恐竜の標本を展示する国内屈指の「群馬県立自然史博物館」も、約100種・1,000頭羽の動物たちに会える「群馬サファリパーク」もあるので・・・夏休み満喫の旅行先にも、よさげ♪

企画展「ゆかたと藍の世界」

和服離れが進む現代において、唯一若い年齢層も含めてファンを増やしているのが夏の涼衣、ゆかたです。
伝統の技法を生かしたゆかたからデザイナーゆかたまで、伝統の枠を超えて、現在の生活の中で進化を続けています。
本展では、ゆかたの歴史を振り返りながら、長板中形から注染、籠染など、失われつつある技法によるゆかたや、製作のための資料を展示します。
また、着物のドレスコードが変化する中で生まれた新しいゆかたや藍の着物の着こなしとともに、「着物」の形にとらわれず、伝統的な染織技法を新しい感性でファッションや創作に取り入れているブランドや作家、古来の「藍染」にこだわったファッションやプロダクトをご紹介します。
現代もなお広く受容されているゆかたや藍染めの魅力を、その技法や素材、デザイン性の要素から紐解きます。

【関連展示】@常設展示室
着物とゆかた 染色による表現―山崎樹彦・山崎美季・大竹夏紀
富岡市を拠点に染色の伝統技法を用いて創作されている染色家の山崎樹彦さんと長女の美季さん、染色アーティストの大竹夏紀さんによる着物とゆかた作品などをご紹介します。

会 期:2023年 7月15日(土)~ 9月3日(日)
イベント9:30〜17:00 休館:月曜日(7月17日は開館、18日閉館)

会 場:富岡市立美術博物館(企画展示室)

観覧料:一般700円、大学・高校生300円、中学生以下無料(全館観覧可能)
イベントゆかた・きもので来館した方は、2割引と粗品贈呈

公 式:富岡市 公式案内富岡市立美術博物館 公式Facebook

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関連イベント

抹茶席
椅子席で気軽にお抹茶とお菓子をお楽しみいただけます。
期日:7月22日(土)
時間:10:30、11:10、12:30、13:10
場所:1階エントランスホール
協力:五葉の会(福光社中)
費用:300円(別途観覧料が必要)
定員:各回15人(先着順)
*お申込は公式案内より、申込専用フォームまたは電話で

ワークショップ「藍で彩る竹うちわ」
藍で麻を彩り、竹うちわに仕立てます。
期日:8月6日(日)
時間:10:00〜12:00、14:00〜16:00の2回
場所:1階創作室
対象者:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
講師:濱田綾乃さん(染織家)
費用:1,800円
*お申込は公式案内より、申込専用フォームまたは電話で