新宿区の落合・中井は、いまも染の街。街まるごとが染め物で埋め尽くされる3日間が、今年もやってきます。
神田川・妙正寺川の流域で開催される「染の小道」では、川のギャラリーに、道のギャラリーに、たくさんの作家さんたちの染作品が並び、たなびきます。MAPを片手に散策すれば、キモノゴコロは春色に染まりそう。
染色作家・職人さんによる染色デモンストレーション&トークショー、来年の川のギャラリーに掛ける反物を染めるワークショップなど、参加型イベントあり、お買物の楽しみもありますよ〜。

画像出展:「染の小道」実行委員会
染の小道2024
江戸文化が醸成した染色の技術。昭和初期~30年代まで、東京の神田川・妙正寺川流域には300軒を超える染色関連業が集積し、京都・金沢に並ぶ三大産地として知られていました。いまでも「落合・中井」界隈には、その技術を受け継ぎ、新しい染色を提案する職人・作家たちが集まります。また水と緑に恵まれた谷戸の環境は、林芙美子や赤塚不二夫といった多くの文化人や芸術家を引きつけてきました。
「染の小道(そめのこみち)」は、落合・中井を「染めの街」として再び日本や世界へ発信すること、そして、地域が大切にしてきた価値や環境を多くの方々に直接体験していただき、地元の活性化につなげることを目的とした、住民主体のイベントです。
【定番企画】
■ 川のギャラリー ■
妙正寺川の流れに沿って、江戸更紗や小紋染めなどの反物を川の上に架け渡します。
■ 道のギャラリー ■
中井駅周辺店舗の店先を、染色作家や学生が、お店の方と相談しながら染め上げた「のれん」が軒先を彩ります。

* 公式MAPを転載させていただきました。公式のMAPダウンロード(PDFファイル4.7MB)は → こちらから