桜の莟ふくらむ3連休。京都「伝統産業の日」メイン会場の岡崎みやこめっせでは、盛りだくさんのイベントが。とりわけ
第21回 京手描友禅作品展、2016春秋会展は、作家さんたちの手描京友禅の作品を数多く見られる年に1度のお楽しみです。
まずは第21回 京手描友禅作品展へ。

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広い会場には、色とりどりの京友禅。
その一着一着が、作家さんがきものという形に描き上げた美の世界・・・。

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作品に込められたエナジー、美しいものが持つパワー、お客さんのときめき・・・
そういったものが混然となって醸し出される、華やいだ雰囲気。

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有名な作家さんたちが顧問として出品されている作品も展示されていて、遠目にも、さすがの風格・・・。
左から、田畑喜八さん、藤井寛さん、森口邦彦さん、和田光正さんの作品です。

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毎年この展示会を楽しみにしている方も多いようで、お客さんたちも熱心に見ておられます。

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きもので得々もあるせいか、きものの方も、たくさん。それぞれの着こなしを見るのも楽しい。

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会場には名札をつけた作家さんが、あちらこちらに。直接、作品について聞いたり感想を伝えたり。
めったにできないことが、ここではふつうにできることがうれしい。

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そして、手描き体験コーナーでは作家さんたちが直に教えてくださったり、
実演コーナーでは、ふだんの制作過程を見学できたり。
写真展「九十九の作り手」でも、京友禅の職人さんたちの仕事ぶりが紹介されていました。

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きものファッションショー会場の脇には、「第20回きものエッセイ募集」の入賞作品と、
エッセイからイメージして制作されたきものが展示されています。きものは、入賞者への賞品だそうです!

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よーし、次回は私も応募しよう!というアナタ、次回募集は11月頃のよう(当サイトでも案内予定)です。

写真は撮り忘れてしまいましたが、「チャリティーオークション」にも、素敵な手描友禅きものや帯が多数、
「おっ!得」という価格から出品されていました。仮絵羽は試着も可能だそうですよ〜!

例によって会場内は撮影禁止のところ、全体の雰囲気を、ということで許可を得て撮らせていただきました。
撮れなかった意匠の細かいところにこそ、技と美の真髄あり。ぜひ、ご自分の目で、お楽しみください。
21日(月・祝)までの開催、必見です!
20日(日)は、すぐ近くの京都市美術館で、第65回 京都染色美術展もやってますよ〜!