伝統産業の日、第46回 京の名匠 春秋会展が、岡崎みやこめっせで開催中です。

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京都市伝統産業技術功労者作品展が正式名称のようで、きものに限らず、京焼・清水焼、京漆器、京人形、能面・・・と
多岐にわたる分野の京の名匠の方々の作品が展示されています。

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広い会場の両サイドには、京友禅のきものがズラリ。
このなかには、「平成27年8月 京都迎賓館出品作品」の手描訪問着もあります!

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大きな構図、大胆な色づかい、よく見ると細緻・・・感性、若い!完成度、高い!すごいな〜〜〜
ある作家さんから伺った「若いうちは臆病です。技術がともなわなければ、おもしろいものは作れないですよ」という言葉を思い出しました。
伝統の技に創意工夫、そして斬新な発想と・・・を磨き続ける、それでこその伝統工芸、京の名匠なのでしょう。

爪掻本綴や西陣織の見事な帯、法衣の6色の染め、

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京繍の黒留袖や附下、右端は京鹿の子絞の大作、なんとダブルサイズの掛布団!

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作品の展示としてはめったに見られない、京の神祇装束調度品も一堂に見られました。

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ゆったりと京の匠の作品を楽しんだ午後でした。

例によって会場内は撮影禁止のところ、全体の雰囲気を、ということで許可を得て撮らせていただきました。
撮れなかった意匠の細かいところにこそ、技と美の真髄あり。ぜひ、ご自分の目で、お楽しみください。
21日(月・祝)までの開催、必見です!