芸術の秋、きもので和の芸術を楽しむなら絶対はずせないのが、人間国宝の作品も並ぶ「第63回 日本伝統工芸展」!
染織をはじめ、陶芸・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の、伝統工芸7分野に渡る入賞作品展示会です。
来年3月まで全国を巡回するなか、京都は高島屋での開催です。
「我が国には、世界に卓越する工芸の伝統がある。伝統は、生きて流れているもので、永遠に変わらない本質を持ちながら
一瞬もとどまることのないのが本来の姿である」(日本工芸会の公式サイトより抜粋)
第63回日本伝統工芸展(平成28年)
公益社団法人日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に伝統工芸作家、技術者等で組織する団体です。
現在、工芸分野重要無形文化財保持者59人中48人を含め、正会員約1,300名が所属しております。
伝統工芸の専門分野別の組織として全員を7部会に分け、(陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸)分野毎の研究会および年一回の部会展を開催し、伝統工芸技術の発展と向上のために活動しています。
同会が文化庁・NHK・朝日新聞社と主催する日本伝統工芸展は、昭和29年から年一回毎年開催しております。
日本伝統工芸展は、文化財保護法の趣旨にそって、歴史上・芸術上価値の高い工芸技術を保護育成するため開催される最大規模の公募展です。
このたび、第63回展(平成28年度)を開催し、広く人々の御清鑑を仰ぎ、我が国工芸技術の健全な発展に寄与しようとするものであります。重要無形文化財保持者、受賞作家、近畿在住作家の作品を中心に、入選作品290余点を一堂に展観いたします。
*日本工芸会 公式サイト → こちら
会 期:2016年10月12日(水)~ 10月17日(月)
会 場:京都タカシマヤ 7階 グランドホール
入場料:一般500円(前売300円)/大学生以下無料
<列品解説>
10月12日(水) 午後2時 陶芸 鎌田 幸二
13日(木) 午後2時 染織 村上 良子
14日(金) 午後2時 漆芸 江藤 國雄
15日(土) 午後2時 金工 三好 正豊
16日(日) 午後2時 木竹工 村山 明、午後3時 人形 浅井 秀子
17日(月) 午後2時 諸工芸 渡邊 明
<特別企画 受賞作家が自作を語る> 各日午前11時から
10月13日(木) 木竹工 田辺 小竹
14日(金) 陶芸 加藤 清和
15日(土) 染織 海老ヶ瀬 順子