京都にUターンして2年。やっと街なかの碁盤の目(のような道)にも慣れてきた姫丸は、迷わず目的地へ。
昨日は、10月19日(水)から23日(日)まで京都文化博物館で開かれている「京の名工展」へ行ってきました。
入場無料、ゆったりした空間で身近に名工さんたちの作品を楽しめる(きもので行くと、より歓迎される♪♪♪)展覧会、
春の「伝統産業展」は京都市、こちら「京の名工展」は京都府の主催ですが、大先生クラスの名工さんたちは
両方に出展してらっしゃる方も多い、とのことで・・・おや、右奥には金彩友禅の和田光正さんの姿も!
帯は少なめですが、色彩にも細密さにも見惚れてしまう大人の帯が揃っています。
きもののコーナーでは、空気も一気に和らぎ、ひときわ華やいだよう。左一列に絞り、右の一角は京友禅。
姫丸が行ったときには列品解説が始まっていて、あわてて加わりました。
解説者は友禅師・森岡功さん・・・と思えば、友禅師・吉岡肇さん、金彩師・和田光正さんも解説に乱入!?
ひとつの作品を3人の名工が「ここは、こんなに大変な手間仕事」「この方は、この技が上手」と、先を争うように!?
それぞれに語ってくださり、ひとつの作品が3倍にも楽しめた、おもしろい体験でした。
ご自身が匠となればこそわかる、ほかの匠の技や作品の素晴らしさを、私たち素人にも伝えたい、という匠の熱意に、
少年が、自分がスゴイと思う友達や選手のことを人に伝える時と同じ、少年のキラキラ (^o^♪♪♪)も感じた姫丸でした。
* 例によって会場内は撮影禁止のところ、全体の雰囲気を、ということで許可を得て撮らせていただきました。
撮れなかった意匠の細かいところにこそ、技と美の真髄あり。ぜひ、ご自分の目で、お楽しみください。
ほかにも、表具、京版画、仏壇・仏具、京人形、漆器、陶磁器、金属工芸・・・・など多彩な伝統工芸の名工の作品、
若手の「京もの認定工芸士」の作品が一堂に見られます。
きもので行くと、毎日先着20名に抹茶と和菓子の無料サービスも、ありますよ〜!
「京の名工展」ご案内は → こちら