昨日(10月18日)、東京に続いて京都での開催、「新匠工芸会展」を見に行ってきました。会場は京都市美術館別館です。

新匠工芸会展は「染織、陶磁、漆工、木竹工、金工、七宝、人形、ガラス、その他の工芸作品」と工芸全般にわたっているので、壁面には大きなタペストリー作品や様々な素材・作風の器が並び、なんだか目に新鮮。
日本だな〜という空気と、それを突き抜けるような創作パワーとが、差し込む光の中で混然となったような・・・

とくにタペストリーは、きものや帯にはおさまりきらない迫力で、見ごたえがあります。

「新匠工芸会では、きものもひとつの表現方法です。きものを前提に考えるのではなく、表現したい世界を表現するには、きものがいいのかタペストリーなどほかの形がいいのか、というところから創作が始まります」とのことで、なるほど染織作家といえばそういうものなんですね。
そうして長年活動しておられる一流の作家さんから、公募で初入選された新人さんまで、ゆったりした雰囲気のなかで作品鑑賞を楽しめる新匠工芸会展。

もちろん、きものも力作ぞろい!自由度の高い作品が多いように感じました。

新匠工芸会展は、京都岡崎・ロームシアター横の京都市美術館別館で22日(日)まで!
詳しくは → こちら
入場が無料になる招待券は → こちら