京都染色美術展は「京友禅」「京鹿の子絞」「京繍」の最高峰の技で創られた、きものの作品展。
製作者の方たちが「手塩にかけたわが子の、お披露目」といった面持ちで、ひかえめに佇んでおられるなか、
着る美術品!というほど素晴らしい作品の数々を、惚れ惚れ心ゆくまで鑑賞できます。今年の会場は建仁寺 両足院。
3年前の琳派400年特別展も建仁寺での開催でしたが、歴史を感じる空間、静寂な空気と自然光の中で、美術館会場より間近に作品を見られたと記憶しています。しばし美しい悠久の世界へ旅したような・・・京都の春は、ほんとうにミラクル
他県からでも見に来る価値あり!だと思います。以下、京都染色美術協会さんの案内文より転載させていただきます。
第67回 京都染色美術展
京都染色美術協会は、京都最高峰の職人技「京友禅」「京鹿の子絞」「京繍」など、匠の技で創られた「きもの」作品展を毎年開催しています。先達により正しく引き継がれ、積み重ねられてきた伝統の技術、京の文化と風土に育まれた格調高い美を継承してゆく使命、現代に息づく日本の美の創造・・・67回目を迎える今年は、京都市美術館の大規模改修工事に伴い、建仁寺塔頭 両足院にて開催いたします。
きものと、お寺のマリアージュ♪ いつもの美術館での展示とは、また違った趣を感じていただけるかと思います。
少し早い京都の春とともに、ご覧いただければ幸いです。会員一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。