京都経済百年の計として、経済界と行政が一体となり再開発が進められてきた「京都経済センター」ビル。
来る3月16日(土)に、飲食店や物販店などが入る商業施設「SUINA室町」も含めて、グランドオープンします。
そのこけら落としは、奈良時代〜昭和〜これからの「ファッションとしてのきもの 1300年」を総覧する展覧会だそうです!
きもの好き、アンティーク好き、おしゃれ好き、みんな必見の、着こなしアイデアの発見に満ちた体験になりそう
入場料にキモノ割引あり、撮影もOKだそうですよ ♪
京都織物卸商業組合50周年記念特別展覧会・京都経済センターこけら落とし事業
The KIMONO : Styled & Restyled
— ファッションとしてのきもの 1300年 —
日本独自の文化である「きもの」には、現代の装いにも通じる様々なアイデアやヒントが溢れています。
本展は、芸術的な表現にとどまらない、「ファッション」としてのきものの魅力に焦点を当てた展覧会です。
京都染織文化協会の所蔵する奈良時代〜江戸後期の衣装は、昭和初期に当時最高の有職故実、染織の研究者と職人が結集して正確に復元された貴重な衣装です。
これを服飾史家・深井晃子氏の監修のもと、時代ごとに、付随する小物とともにスタイリング展示します。
当時の生き生きとしたきものの装い方は、これまでにないきものの魅力を引き出します。
明治〜昭和期は、千總所蔵の婚礼衣装と着用写真、他を展示。
さらに、これからのきものとして新進気鋭のファッション・デザイナー中里唯馬氏がこの展覧会のために制作した新作を披露します。
また、映像や音に加えて、香りを楽しんでいただける展覧会です。
会 期:2019年3月16日(土)~ 3月29日(金)
イベント10:00〜18:00
会 場:京都経済センター2階 京都産業会館ホール
イベント地下鉄烏丸線:四条駅/阪急:烏丸駅(四条通室町東入函谷鉾町)
入 場:一般800円(きもので来館された方は500円)、学生500円
関連イベント
対談「きもの談義:日本のきもの、西欧のKIMONO」
日本のきものは世界中で愛されています。東と西の眼から、きものの魅力とは?について語り合います。
登壇:長崎巌氏(日本服飾研究家)× 深井晃子氏(本展覧会キュレーター西洋服飾研究家)
日時:3月19日(火) 17:00-18:00
対談「未来の衣服ときもの」
きものは、長い歴史の延長線上に大きな可能性をひめています。
ボーダレスに活躍する気鋭の二人が描くこれからのきものとは?
登壇:中里唯馬氏(デザイナー)× 細尾真孝氏(株式会社細尾 常務取締役)
日時:3月22日(金) 17:00-18:00
衣紋と講演「装束司が話す宮廷装束の世界」
日本の美意識を創り出した平安という時代の衣装の魅力を、着せ付けの実演と共に語ります。
講師:黒田知子氏(宮廷衣装司)
日時:3月26日(金) 17:00-18:00
以上、いずれも・・・
会場:京都経済センター内会議室
定員:50名(事前申し込みにて先着順) → お申込は、こちら
参加費:無料(ただし、本展覧会の観覧券が必要です)
「おいしい」古都(コト)が始まる。SUINA室町 → SUINA室町 公式サイト
3月15日(金)〜17日(日)なら。近くで開催の「第68回 京都染色美術展」へも。入場無料!
第68回 京都染色美術展
会 期:2019年 3月15日(金)〜3月17日(日)
イベント10:00〜17:00(最終日は入場16:30まで)
会 場:京都文化博物館 6階 → アクセス
イベント地下鉄烏丸線&東西線:烏丸御池駅、地下鉄烏丸線:四条駅(三条通高倉西北角)
入 場:無料
京都の伝統的工芸品に指定されている「京友禅」「京鹿の子絞」「京繍」の技術を用いて職人が作り上げる『ほんまもん』のきものを作っている15社の展覧会です。今年のテーマ展は「祝いのきもの」。京都最高峰の染色技術で作り上げられた作品の数々を、心ゆくまで楽しめます。
3月16日(土)・17日(日)は、伝統産業の日@みやこめっせ 入場無料!
第24回 京手描友禅作品展
手描き京友禅が年に一度、百花繚乱の美しさを見せてくれる、京手描友禅作品展。うれしいのは、振袖を卒業し成熟の時を重ねて花開く「その人らしさ」を、香りたたせるように彩ってくれる「訪問着」が主役ということ
広い会場では ■ 職人さんの実演 ■ 手描き友禅・金彩体験 ■ きものチャリティーオークション、なども楽しめます。
第49回 京の名匠 春秋会展
京の匠(京都市伝統産業技術功労者)の作品を一堂に集めた作品展です。
京友禅、西陣織、京鹿の子絞、京繍、京くみひも、京漆器、京焼・清水焼、京扇子、京人形、京表具、京七宝など、京都市が指定する伝統産業74品目に渡ります。
京鹿の子絞 展示・販売会
京鹿の子絞の作品展。きもの、ゆかた、帯、帯揚げ、ストール、バッグ、小物まで、さまざまなアイテムが展示・販売されます。
絞りの製作工程は完全分業だそうで、各段階の実演も見られました。今年は、どんな展示をしてくださるでしょうか。楽しみです!
などなど、盛りだくさんです!
↓ 全イベントを掲載したパンフレットがダウンロードできます ↓
京都市 伝統産業の日2019 公式サイト
こちらもいかが? 1960年代〜今日までの染と織28人の作品を紹介!
京都の染織 [1960年代から今日まで]
会 期:2019年3月8日(金)~ 4月14日(日)
イベント9:30〜17:00(金・土曜は〜20:00)月曜休館
会 場:京都国立近代美術館(岡崎公園内、地下鉄東西線 東山駅)
観覧料:一般1,000円(金・土曜の17:00以降=夜間割引 800円)
1960年代から今日までの多様な「染」と「織」の、28人の作家の作品を紹介!
作家名(五十音順):朝倉美津子/麻田修二/伊砂利彦/礒邉晴美/小名木陽一/兼先恵子/河田孝郎/喜多川七重/北村武資/久保田繁雄/小林尚美/小林正和/渋谷和子/志村ふくみ/志村光広/高木敏子/田島征彦/鳥羽美花/中井貞次/長尾紀壽/中野光雄/野田睦美/林塔子/福本潮子/三浦景生/村上良子/森口邦彦/八幡はるみ
公 式:京都国立近代美術館 公式サイト