「きものタイムズ」を始めてから毎年、いくつも展覧会に足を運ぶようになって気づいたのですが。
展覧会ごとに、この会場にしてこの展覧会という記憶に残る、独特の空気感があります。
「新匠工芸会展」京都展は、光の入る高い天井、壁に飾られた大きな染織作品(タペストリー)が印象的ですが、
年々きもの作品の応募も増え、質も高まっているとか。今年も、どんな作品たちに出会えるか・・・楽しみ ♪
「新匠工芸会展」は、東京・上野と京都での開催です!

第74回 新匠工芸会展

「第74回 新匠工芸会展」を東京と京都で開催いたします。
一般公募で全国より応募された「染織、陶磁、漆工、木竹工、金工、七宝、人形、ガラス、その他の工芸作品」の力作の中から選ばれた作品を展示いたします。ぜひ、ご高覧ください。

< 東 京 展 >

2019年10月9日(水)〜14日(月)
9:30〜17:30(入場は〜17:00、最終日〜12:00閉場)

上野公園内 東京都美術館 1F 第4展示室 アクセス

< 京 都 展 >

2019年10月23日(水)〜27日(日)
9:00〜17:00(入場は〜16:30)

岡崎 京都市美術館 別館アクセス

新 匠 工 芸 会 展
両会場とも入場料は大人600円・大学生400円ですが、招待状があれば無料になります。
公式サイトより「招待状をプリントアウトして」ご持参ください。→ こちら

新匠工芸会は1947年1月、旧国画会工芸部を退会した富本憲吉を中心に同士が集まって、『新匠美術工芸会』として発足。
同年6月に日本橋高島屋で第1回の公募展が開催されました。
以降、回を重ね、新匠工芸会は会員・会友を合わせて100名を超える大きな組織になりました。
毎年、春には会員・会友の展覧会を、秋には京都市美術館と東京都美術館で公募展を開催しています。
そして今後も会員・会友一同一層の研鑽に精進し、富本憲吉念願の『模様から模様を創らず』を基本として、創作工芸の本道を歩みつづける公募団体として新人の発見、後進の育成に努めています。

昨年の様子(2018年度 京都会場)