表参道からブランドショップを眺めつつ行けば、和の趣の佇まい・・・根津美術館では、年明け8日から「文様のちから 〜技法に託す〜」が開催されます。
国宝や重要文化財の伝統工芸品コレクションも多く持つ根津美術館が「当館では2010年以来となる染織品を主要なテーマとした展覧会」というのですから・・・これは見逃せないでしょう
コロナ禍で萎みがちだった感性をクリアに、ゆたかに。その1年の好スタートになりそうです。
きものが似合う庭園もあり、とっておきのキモノを着ていって2022年の初写真を撮ろう、というのもアリ♪
文様のちから 技法に託す
工芸品の文様は作品の外形と調和して、得も言われぬ魅力を醸し出します。
作り手は、文様をあらわすために最も適した技法を考案・選択する一方で、技法の特性を生かした文様表現を行ってきました。技法と文様は生み出し、生み出される相対関係にありながら、しかも一体となって作品世界を作り上げる、いわば「相即不離[そうそくふり]」の関係にあるといえます。
この展覧会は、当館では2010年以来となる染織品を主要なテーマとした展覧会です。
「文様から技法を探る」「技法から文様を探る」の二つのテーマを設け、染織品と共に陶磁器、漆工品、金工の作品を通して両者の関係に迫ります。
文様と技法が一体となって作り上げる作品世界をお楽しみ下さい。
会 期:2022年1月8日(土)~ 2月13日(月)
イベント10時〜17時、月曜休館(1月10日は開館、11日休館)
会 場:根津美術館 南青山(表参道)
入場料:オンライン日時指定予約が必要 一般1,300円/学生1,000円