足元のスミレ、見上げる藤、おだまき、あやめ、テッセンへ。春から初夏へ、紫色系の花々が美しい季節。
きもの通あこがれの紫色といえば、その名も「ムラサキ」という花の根で染める紫根(しこん)染め。
(ムラサキは6~7月に白い小さな花を咲かせる多年草・・・というのは、ちょっと意外ですが)
稀少な紫根や草木で染めた、きものと帯の展覧会が開催中です。『変幻美麗な「紫の世界」』に浸れそう♪入場無料♪

色を解く 第2回
江戸の紫・京の紫 きものと帯展
島根の舟木清氏が大切に育てられた「出雲紫根」を、本年度も分けて頂けました。
2019年 第1回の紫をテーマにした催しが好評で、再展をとの事で「紫の草木染め」で新作を発表いたします。
薄紫・浅紫・花紫・濃紫と様々な限りない色彩を見せてくれる「日本の色」。
変幻美麗な「紫の世界」をお楽しみください。皆様のご光来をお待ち申し上げます。
【出品作家】
染の高孝 高橋 孝之
服部綴工房 服部 秀司
京絞り寺田 寺田 豊
フラワー&アロマフレグランスデザイナー 落合 邦子
クチュールエヌデザイナー 新井 典子