3月も2週目に入って、陽ざしにも風にも草木にも・・・春が近いことを感じられるようになってきました。
梅の白紅、菜の花の黄色、桃のピンク、枯れた野山も色どり多彩になっていきます。なかでも次の季節に続くのは・・・緑!
新芽の色に満ちた、春をまとう。日本工芸会正会員 近藤好江さんの染織展が、日本橋室町のギャラリーで開催されます。
小鳥たちの声も聞こえてきそうな清々しい空気感を湛える作品に、目も心も洗われそう♪♪♪ 入場無料ですよ。
*以下、案内パンフレットの文章を転載させていただきます。
春をまとう 近藤好江 染織展
グラフィックデザイナーから染織の世界へ・・・
40年前に第一作が織り上がった時 赤子をだくように胸に抱きしめたことを 今でも鮮明に覚えている。
絹糸の持つしなやかな輝きと 草木のいのちを宿した色 そして経糸と緯糸がおりなす表現の世界は
限りなく広く深く私を魅了し歩み続けました。
この度、近作を中心に展示いたします。ご高覧いただけましたら幸いに存じます。
近藤好江
経の絣糸を前後にずらすことにより柄を作る「経ずらし絣」と織りに変化をもたらす「綾織」とを合わせることにより織りと素材のもつ美しさを表現する。
日本工芸会正会員 → 作品紹介ページ
1966年:女子美術大学図案科卒業(安宅賞)
早川良雄デザイン事務所、河野鷹思「デスカ」デザイン事務所にて、グラフィックデザイナーとして活動(準朝日広告賞)
1982年:梶谷いつ子氏に師事 染織を学ぶ
1988年より多数入選(日本伝統工芸展、日本伝統工芸染織展、伝統工芸東日本支部(新作)展、シルク博物館染織作品展、全日本新人染織展、千葉県展)
会 期:2022年 3月8日(火)~ 3月21日(月・祝)
イベント10:00~18:00(最終入廊17:30)
会 場:ちばぎんひまわりギャラリー(コレド室町3の4階) → アクセス