6月3日まで開催中の「型彫り、型染め、カタヤブリ!カタコトの会」展、もう、お出かけになられました?
今年は型染がテーマのイベント続々♪ 15日(水)からは「型染 ~ 日本の美」展が、文化学園服飾博物館での開催です!
型染が普及したのは、手描き染のキモノが高嶺の花だった江戸時代。武士の礼装に型染が用いられ、紀州藩の保護のもとで伊勢型紙が盛んに作られるようになり、武家から裕福な商人・町人へ型染のキモノが広がり、様々な柄(型紙)が作られ、おしゃれ着としてキモノを楽しめるようになっていった、そうです。
「型染 ~ 日本の美」展は、型染の歴史に沿い、様々な図案や色柄の型染作品が紹介されるようです。ONLINE講演も♪

型染 ~ 日本の美

紙や木の型を使って布に文様を表す型染は、日本の豊かな染織文化の中で古くから行われてきました。
型による文様には整然とした模様配置や反復の諧調など、特有の表現や美しさを見出すことができます。
ものの形を巧みにとらえて単純化、デフォルメした図案は、型の使用という制約があるからこそで、かえってそのものの本質を印象深く表すことができ、日本人の文様に対する独特の美意識も感じられます。
本展では、小紋、板締、型友禅など、藍一色の精緻なものから多色を用いた華やかなものまで、さまざまな型染の服飾を紹介します。

会 期:2022年 6月15日(水)〜 8月4日(木) 10:00~16:30
イベント6.17(金)、7.8(金)は19:00まで開館、休館:日・祝、6.23(木)

会 場:文化学園服飾博物館(東京・新宿)

入館料:一般500円、大高生300円、中小生200円

公 式:文化学園服飾博物館 公式サイト

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時間

文化学園服飾博物館展覧会「型染 ~日本の美」関連講演会 ONLINE
作り手が話す型染の話 -制約から生まれる簡潔の美と可能性-

日時:2022年7月9日(土) 13:30~(13:00~接続可能)
講師:佐藤 百合子

開催形式:オンライン開催(Zoom)
定員:先着300名
主催:文化学園服飾博物館
協力:文化学園大学染織研究室
お問合せ先:文化学園服飾博物館(03-3299-2387)

※ 事前予約制ではございませんので、下記のURLからどなたでもご参加ください。
ZoomミーティングURL:https://zoom.us/j/94380677633?pwd=ZUhFVlZMbmF4NTJBVm1lazE0Tm5ZZz09

プログラム
13:00~    入室可能
13:30~13:50 展覧会「型染 ~日本の美」の見どころ解説:金井 光代(文化学園服飾博物館学芸員)
13:50~14:50 講演「作り手が話す型染の話-制約から生まれる簡潔の美と可能性ー」 佐藤 百合子氏
14:50~15:10 質疑応答

講師プロフィール
佐藤 百合子(新匠工芸会会員)元 文化学園大学教授(現在 非常勤講師)
学生時代「型絵染」に出会い、北川有三氏、伊砂利彦氏などに薫陶を受ける。文化学園大学にて44年間染色を指導。