江戸時代から受け継がれる染の技。大正の半ば頃からは新宿・神田川流域が東京のキモノの主産地となり、今に続きます。
その新宿周辺で、職人さんが日々仕事しておられるところを見学できる年に1度のチャンスが「お江戸新宿・紺屋めぐり」です。江戸小紋、江戸更紗、東京手描友禅、江戸刺繍、紋章上絵、染色補正、湯のし、洗い張り、など、キモノづくりの様々な工程の見学に、染め体験や作品づくりなど、職人さんに教わりながら本格的な体験ができる工房もあります。
前回に続き今回も、見学や体験は「完全予約制」ですので、見に行きたい方も体験したい方も、お早めに!
お江戸新宿・紺屋めぐり2022
紺屋(こんや)とは染物屋のこと。江戸時代に藍染が染め物の大半を占めていたので、染物職人を総称して「紺屋」と呼ぶようになりました。
反物が 着物になるまでには様々な工程があります。
江戸小紋や江戸更紗、東京手描友禅といった染色の<技法>や、江戸刺繍や紋章上絵などの<技術>、染色補正や湯のし、洗張といった〈仕上げ〉の工程まで、高度な分業制が発展してきました。
当イベントではこうした業種を幅広く「紺屋」と捉え、新宿区は神田川・妙正寺川の流域を中心に落合・高田馬場・早稲田にある染色にまつわる多種多様な工房を期間中、見学することができます(日程は各エリアによって異なります)。
各工房独自の体験や展示も企画しておりますので、秋の散策がてらぜひ着物でお越しくださいませ。
今回も、見学・体験は「完全予約制」です。
各工房ごとの見学内容、体験内容の所要時間や料金などの詳細、ご予約は → こちらから
染職人の感謝祭 「紺屋めぐり」参加工房が一堂に会します!
東京・新宿で江戸時代以前から脈々と受け継がれている染職人が新宿は神楽坂、毘沙門天で感謝祭を行う事になりました。
本堂の下では江戸小紋、江戸友禅、その他手描物を展示、外ではテントを張り着物に関連する小物等を販売します(袱紗、半襟、巾着、小袋、手拭、ストールなど)。幾多の時代を超えてきた職人の行きを観て頂きたいと思います。
染職人の感謝祭 紺屋めぐり特製てぬぐいをご来場様全員にプレゼント!!