第70回の日本伝統工芸展が巡展中ですが、工芸会準会員でもある江戸小紋作家・浅野 榮一さんの展覧会が開催中です。
遠目にスキッと粋かっこいい、近づくと細緻な点や線・・・江戸小紋の魅力を堪能できそう♪
会場の茨城県陶芸美術館は「伝統工芸と新しい造形美術」をテーマにした笠間芸術の森公園にあり、着て行って見て、広い園内を散策して、秋の一日を満喫!
テーマ展
江戸の粋、極上の縞 浅野榮一の江戸小紋
美浦村(茨城県)で祖父の代からの染めの仕事を受け継ぐ浅野榮一は、江戸小紋、特に縞染において国内屈指の技術をもち、高い評価を受けてきました。
手作業による、緻密な工程の繰り返しにより生み出された縞染の作品は、整然とした中にも手わざのわずかなゆらぎがもたらす趣や品格にあふれ、見る人を魅了します。
本展では、長年、技の向上に真摯に向き合い、現在も優れた作品を生み出し続ける浅野榮一の業績を、着物、着尺などの作品約30点で紹介します。また、浅野榮一が使う人間国宝の故・児玉博(1909~1992)作の型紙を複数紹介します。
「粋」な和装で美術館にGo!
本展会期中に限り、着物もしくは浴衣でご来館されると、割引価格にて企画展ならびに常設展をご観覧いただけます。
会 期:2023年 開催中 ~ 12月3日(日)
イベント休館:毎週月曜日(ただし10月9日、11月13日は開館、10月10日休館)
会 場:茨城県陶芸美術館2階 第2展示室 → アクセス
観覧料:一般320(着物割=260)円ほか。11月13日は県民の日=全ての方が無料
公 式:茨城県陶芸美術館 公式案内
浅野榮一講演会「縞に懸ける思い」【予約優先(定員90名)】
制作のこれまでや縞へのこだわりなどについて作家本人が講演します。
日 時:10月21日(土曜日) 13時30分から15時00分まで
講 師:浅野榮一氏(出品作家)
会 場:茨城県陶芸美術館1階 多目的ホール
参加費:無料(要テーマ展観覧料)
定 員:90名(予約優先)空き状況により当日参加可
予 約:WEB予約、電話予約も可能 → 詳細・予約こちらから