全国巡展中の「第70回 日本伝統工芸展」、次は岡山県立美術館での開催です。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門すべてが揃った総合展なので、ふだんそれほど興味のない分野の作品にも好き♪を発見したり視野を広げたりできるのも、この展覧会のいいところ。
姫丸は今年、光の広がりが美しいガラスの器、半球形の透かし彫の金工作品、スズメの細工が可愛い漆芸作品、そして陶芸作品ではスズメの花瓶に、おとぼけ顔のカラスがサイコーな花瓶など、楽しく見て飾りたく思い、印象に残っています。
開催期間も長く、毎年関連イベントにも力が入っている岡山展。秋は、やっぱりコレ見なくちゃね♪

第70回 日本伝統工芸展(令和5年度)

日本伝統工芸展は、わが国の優れた工芸技術を保護育成するために開催されている国内最大規模の工芸展です。
岡山会場では、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸各部門の入賞作品の他、重要無形文化財保持者(人間国宝)、審・鑑査委員、中四国在住者の作品を中心に計271点を展覧します。

【展示作品内訳】
陶芸91点 染織35点 漆芸36点 金工28点 木竹工31点 人形18点 諸工芸27点 遺作5点(計271点)

会 期:2023年 11月16日(木)~ 12月3日(日)
イベント9:00〜17:00、初日は10:00〜、25日(土)は〜19:00 27日(月)休館

会 場:岡山県立美術館 地下展示室

入場料:一般700円(前売500円)、65歳以上500円、大学生400円

公 式:岡山県立美術館 公式案内 日本工芸会 公式サイト

開催まであと
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時間

第70回展記念講演会
日時:2023年12月3日(日曜日)13時30分から約1時間半程度(開場12時30分から)
会場:講義室
定員:先着50名 *要当日観覧券
講師:今泉今右衛門氏(有田焼作家・重要無形文化財保持者・鑑査委員・審査委員)

出品作家による列品説明会
時間:各日13時30分から約40分程度(初日11月16日のみ11時から)
会場:地下1階展示室 ※要当日観覧券
【金工】11月16日(木)  講師:佐故龍平氏(金工作家)
【漆芸】11月18日(土)  講師:大谷早人氏(重要無形文化財保持者)
【陶芸】11月19日(日)  講師:米田和氏(九谷焼作家)*特別展示の解説もあります
【染織】11月23日(木・祝)講師:村上良子氏(重要無形文化財保持者・鑑査委員)
【木竹工】11月25日(土) 講師:須田賢司氏(重要無形文化財保持者・審査委員)
【七宝】11月26日(日)  講師:岩本文子氏(七宝作家)
【人形】12月2日(土)   講師:部谷きよみ氏(人形作家)

ほかに、初入選作家紹介(デビュートーク)、ワークショップ:やきものと糸でつくる編みかご作り体験、 団子で描くオリジナル巾着、備前焼 電動ロクロ体験などがあります。詳細は → 公式サイト