「明治後期から昭和戦前期」のきものといえば、私たちにとってはアンティークきもの。
でも、当時それらのきものを着ていた女性たちにとっては、憧れた、ときめいた、誇らしかった・・・さまざまな夢や愛着のある一着一着だったことでしょう。その熱量も加わっての「強烈なオーラを放つ」きものたちに、会いにいきませんか。
主催は武庫川女子大学附属総合ミュージアム、入館無料、会場へは阪神電車(大阪なら「大阪梅田」駅〜、神戸なら「神戸三宮」駅〜)「鳴尾・武庫川女子大前」駅から徒歩5分です。
近代のきものがみた夢
本展示は、当ミュージアム所蔵の近現代のきもの資料を対象としますが、同様な展示はすでに10回を重ねています。
今回取り上げたテーマ「近代のきものがみた夢」は、今までの展示の総集編の一つであり、明治後期から昭和戦前期の生活の中で受容され、体験され、吟味された肌触りや、きものという仕掛けに注がれた想い、それらの基底に共有されていた身体感覚のような感受性について問い直そうとする企画です。
これらの多彩な、それ故に独自の、強烈なオーラを放つきもの類を通して、現代のわれわれの生活文化を顧みるヒントが見つかれば幸いです。
会 期:2023年 開催中 ~ 12月6日(水) 10:00〜16:30(土曜は〜15:00)日曜休館
会 場:武庫川女子大学 学術研究交流館(IR館)5階ギャラリー
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